家事分担がうまくいかない!失敗しないための4STEPを解説!

「家事分担がうまくいってない!」 そう思うことはありませんか?

  • リストで決めたはずなのに割合おかしくない?
  • 家事分担してからケンカ増えたなぁ
  • もしかして我が家だけ?他の家庭はうまくいってるの?
  • もう自分だけが頑張るしかないのかな?

いろんな疑問や不安が浮かんできて、落ち込んだりイライラしてしまったり・・・。

分担したからやってくれると思ってたのに・・・

今後も負担が偏ったまま家事をしていかなくてはならないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません!

失敗する原因さえ理解していれば、家事分担はうまくいきます。

本記事では、家事分担がうまくいかない原因と、失敗しないための4STEPを解説していきます。

こんな人におすすめ!
  • これから家事分担しようとしてる人
  • 家事分担したけどうまくいってない人

この記事を読んで、円満な家庭づくりに役立てていただけましたら嬉しいです!

目次

世間の家事分担の割合や家事担当の内容は?

まずは気になる、“他の家庭の状況”について見てみましょう。

家事分担の割合

結論から言うと、共働き世帯で最も多い割合が「7:3」で妻の方に負担が傾いているようです。

下記はリンナイ㈱が実施した「夫婦の家事分担」に関する意識調査からの引用です。

家計の主な収入源別では、夫の収入が主体の場合は妻9割(33%)、夫婦同じ場合でも妻7割(30%)の回答が最も多く、共働き夫婦でも妻の分担割合が高い傾向にありました。

リンナイ株式会社 「夫婦の家事分担」に関する意識調査
https://www.rinnai.co.jp/releases/2023/0131/index_2.html

㈱ダスキンが行った調査「共働き世帯の家事分担比率は?」でも、「夫1割:妻9割」が最も多く、次いで「夫3割:妻7割」という結果だったそうです。

以上の結果からも、家事分担の割合を「55」にすることはかなり難しいようですね。

どんなに家事を細分化し分け合ったところで家事をこなせるレベルが異なりますし、お互いの仕事時間の関係で家事にかけられる時間が変わってくるからでしょう。

また、夫が気づいていない家事が多く存在していることも影響していそうです。

家事担当の内訳

では、実際の家事担当について、夫婦でどのような分け方をしているのでしょうか?

こちらもリンナイ㈱の調査から抜粋させていただきました。

女性の7割以上がほぼすべての家事を担当していたのに対して、男性に多い回答は掃除「ごみ袋の取り替え」(37%)、食事「食器洗い・乾燥」(34%)、洗濯「洗濯物を干す(乾かす)」(32%)と、食事・洗濯・掃除の一部分のみに限られました。

リンナイ株式会社 「夫婦の家事分担」に関する意識調査
https://www.rinnai.co.jp/releases/2023/0131/index_2.html

妻が家事のほとんどをこなしているのに対し、夫はかなり限定的であることが分かりますね。

割合や家事担当の内容をみても妻の負担が大きく、不満に思っている方も多いようです。


多くの家庭で家事分担に偏りが発生し、男性が活躍している場が少ないことが分かりましたね。

なぜこのような結果になるのでしょうか?

次の章で、家事の分担がうまくいかない原因について解説します。

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家事分担がうまくいかない原因

分担がうまくいかないと感じてしまうのには、4つの原因が考えられます。

家事分担がうまくいかない4つの原因
  1. 自分と同じ量やレベルを求めているから
  2. 男性は「手伝う」感覚が強く「やらされている」となってしまうから
  3. お互いの家事を細部まで把握してないから
  4. 家事リストで担当する家事を安易に決めるから

順番に説明します。

原因① 自分と同じ量やレベルを求めているから

まず、“家事分担がうまくいかない”と悩んでしまう一つ目の原因は

自分と同じ量やレベルを求めているから

ということが考えられます。

「家事は夫婦が協力して行うものだから、半分ずつにするのは当たり前じゃない?」

という声が聞こえてきそうですね💦

ですが前の章で、パートナーの状況や家事レベルによって家事分担の割合を半分にすることは難しいとお伝えしましたよね。

「自分ばっかり」とか「ここまでやったならここまでやって欲しい」と怒りや不満をぶつけていませんか?

自分と同じ量やレベルを求めてしまうことで、相手はプレッシャーを感じてしまいます。

プレッシャーを与えられて「家事をするのが怖い。」、「文句ばかりでイライラする。」と感じるようになってしまうと、だんだんと家事をしなくなってしまうのです。

原因② 男性は「手伝う」感覚が強く「やらされている」となってしまうから

家事を分担して決めたのに、いつの間にかやらなくなってる!

こういうことが発生してしまうのは、男性の中に「家事は手伝うもの」という考えがあるからです。

家事に参加する男性は増えていますが、「お手伝い感覚」の方が多いことも否めません。

「手伝う」感覚は、「やらされている」という感覚になり、せっかく分担しても続かない原因となってしまいます。

原因③ お互いの家事を細部まで把握してないから

家事リストを使って担当を決めたはずが割合がおかしい!

となってしまうのは

付随する小さな家事を把握してないため、相手の方が家事が少ない!と感じてしまう

というのも原因の一つです。

例えば、洗濯を簡単だと思っている人は「洗濯機回して干すだけ」と考えています。

ところが、担当者としては

  1. 散らかった服を集めて 
  2. 子供服はネットに入れ直して 
  3. 洗濯機を回して
  4. 取り出したらシワにならないように伸ばして 
  5. 風通りが良いようにバランスよく干して 
  6. 乾いたら取り込んで
  7. 畳んだらタンスにしまう 
  8. ワイシャツなどはアイロンがけをする

という細かく小さな家事があるのです。

この小さな家事を把握・理解できていないと、「相手は家事が少ない、自分の方が家事をしている」という気持ちになって、バランスが悪い!割合がおかしい!と感じてしまうのです。

原因④ 家事リストで担当する家事を安易に決めるから

家事分担がうまくいかない4つ目の原因は

家事リストを使って、担当する家事を安易に決めてしまう

ということが関係しています。

「どういうこと?リストで分ける方が家事分担しやすいでしょ?」

勿論そうなのですが、リストを使って決めると「お互いを見張るようになってしまう」という懸念があるのです。

リストで決めたのにやってないじゃん!とつっこんでしまうのが、まさにこの現象です。

我が家がまさにこのパターンで、お互いに「やってないじゃん!」と言い合い、余計にやる気を削いでました💦

家事リストを使ってはいけないということではなく、上手に活用することが大事ということです!


家事分担がうまくいかなくなってしまうのは、相手の状況や家事レベルを理解できていないことや、細かい小さな家事を把握しきれていないこと、リストで決めた担当をお互いに見張ってしまうことが原因だとわかりましたね。

半分ずつは難しい!完璧を求めない!ということを理解した上で、家事分担に取り組みましょう!

ではどのような方法があるのか、失敗しないための方法を4STEPで解説します。

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家事分担で失敗しないための4STEP

家事を上手に分担するには4つのSTEPがあります。

4STEP

STEP1. 家事リストの共有

STEP2. お互いの行動を分析

STEP3. 分析した行動に家事をプラスする

STEP4. 行動と感謝を習慣化する

順番に解説します。

STEP1. 家事リストの共有

まず、家事にはどんな種類のものがどのくらいあるのかを夫婦で共有しましょう!

担当を決めるのではなく、あくまでも家事の存在を認識することが目的です。

  • 「家事ってたくさんあるんだね」
  • 「毎日こなすのは大変だね」

こんな風に家事に対する理解をお互いに深められれば、「少ないんじゃない?」と疑うこともなくなります。

2人で「こんな家事もあるね」と話し合いながら家事リストを作成して、同じ情報を共有しましょう!

STEP2. 行動を分析する

次に、普段どんな行動をするのか、どんなことが好きなのか分析しましょう!

例えば

  • 車を運転するのが好き
  • よくカーペットに寝転んでいる
  • ウォーキングが趣味
  • 細かい作業に集中しがち

このように、よくやる行動や、好きなことなどをリストに書き出して確認しましょう。

出来たらSTEP3へ進んでください。

STEP3. 分析した行動に家事をプラスする

分析した行動に家事をプラスできるか考えてみましょう!

例えば上記の例だと

  • 車を運転するのが好き ⇨ 買い出しの運転手になってもらう
  • よくカーペットに寝転んでいる ⇨ 寝転ぶついでにコロコロをかけてもらう
  • ウォーキングが趣味 ⇨ 家を出る時にゴミ出ししてもらう
  • 細かい作業に集中しがち ⇨ お風呂場やシンクの水垢を掃除してもらう

好きなことや普段の行動にプラスしているため家事をしている感覚が生まれにくく、自分からやっている行動に伴うので、「やらされている感」を感じさせにくいのがポイントです!

自然と家事ができる!やらされている感が少ない!

STEP4. 行動と感謝を習慣化する

STEP3で考えた家事と感謝し合うことを習慣化しましょう!

  1. 家事リストで「家事は1人では大変だ」という認識を持つ
  2. 家事に慣れてくる
  3. 承認欲求が満たされる

このような状態になれば、他の家事のことも「自然と出来る時に出来ること」をやるようになるでしょう!

たったの4STEPで崩れにくい家事分担をすることができます!

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それでも家事の負担が大きい場合は?

家事を上手に分担したとしても中々減らないのが家事ですよね。

「うまく分担したおかげでケンカも減ったし、割合も満足だけど時間がないのは変わらないなぁ」

そういう方は家事の時間を減らす工夫をしてみて下さい!

  • やらなくていい家事をつくる
  • 時短テクを使う
  • 時短サービスを活用する

詳しい方法は、こちらの記事でご紹介していますので読んでみてください!

まとめ

家事は夫婦で協力して取り組むものであり、家事を分担することは二人を幸せに導く第一歩となります。

ですが、お互いを想い合ってしたはずの分担も、方法がズレていたり、相手の家事を見張るようなことをしてしまうと不安や不満ばかりが増えてしまいます。

この記事でご紹介した「家事分担がうまくいかない」原因と対策をよく理解し実践することで、家事分担がうまくいきます。

  • 相手の状況を理解し、同じ量やレベルを求めない
  • 家事リストは共通の認識を持つために活用する
  • 行動を分析し、家事をプラスできるか考える
  • 家事と感謝を習慣化する

「半分ずつは難しい!完璧を求めてはいけない!」ということが大事でしたね!

是非この記事で読んだことを実践して、家事の負担を減らし夫婦円満な家庭を目指していきましょう!

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この記事を書いた人

めんどくさがり屋旦那のひろとです!
妻と5歳の息子と0歳の娘、愛犬の5人家族です。

【人物像】
・ゲーム大好き
・息子と遊ぶの大好き
・家庭内ヒエラルキー4番目

家事が苦手な自分だから共感できることもあると思い
”共働き家庭の家事の悩み”に寄り添ったブログをスタートしました!

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